こんにちは。管理人のchobizoです。
「犬の語る人物図鑑」へご訪問いた
だき、ありがとうございます。
出典元:https://twitter.com/
NHK総合1の【プロフェッショナル 仕事の流
儀】で2020年7月28日22時30分に出演する
奈良県立医科大学感染症センター笠原敬センタ
ー長を取り上げます。
番組では緊急事態宣言の時期辺りの新型コロ
ナの医療最前線が取り上げられます。
この記事では、現時点(2020年7月27日)笠
原敬医師の新型コロナのオゾン予防と、笠原
敬医師の新型コロナi-SMART臨床、そして笠
原敬医師の考える第2波をご紹介いたします。
もくじ
1. 笠原敬医師の新型コロナのオゾン予防
出典元:https://www.photo-ac.com/
今では様々な場所で手作業によるアルコール
除菌ができるように置かれています。実はこ
の方法が十分に消毒ができていない恐れがあ
ると考えられています。
しっかり指の先から手のひらまで殺菌されて
いる人がいる反面、あまりしない人が存在し
ます。いつも完璧にするのも難しいです。
この問題の解決方法として、奈良県立医科大
学がオゾンガスによる殺菌に着目しました。
オゾンは非常に強い酸化力があります。この
酸化力で化学反応を起こすことにより、ウイ
ルスを破壊するという考えです。オゾンの反
応後に残留物が出ないので、比較的扱いやす
いと研究されまています。
研究では、オゾンガスを利用して新型コロナ
ウイルスを1万分の1に不活化することができ
ています。
医療用のオゾン消毒は、無人環境下で専用機
を使用して行うことができます。
全国でホテルの事業を展開している株式会社
アベストコーポレーションはオゾン発生器を
導入して積極的な新型コロナウイルスの除菌
を行っています。
新型コロナウイルスの情報を発信している
山中伸弥教授を記事でご紹介しています。
2. 笠原敬医師の新型コロナi-SMART臨床試験
出典元:http://www.naramed-u.ac.jp/
2020年7月からスタートしている臨床試験があ
ります。
i-SMARTの臨床試験です。
新型コロナウイルス拡大に備えて、スマート
フォンのカメラで血中酸素飽和度(血液が酸
素を運んでいるか確認する数値)、呼吸数、
心拍数をアプリで計測します。AIを利用した
アプリです。
新型コロナウイルスで最も危ない状態は肺炎
で酸素を血液で流せないことです。この最悪
の状態の時『ECMON(エクモ)』が使われま
す。呼吸と循環の機能を代替する治療法です。
i-SMARTで『新型コロナウイルス感染症見守り
への応用を目指す』とされています。新型コ
ロナウイルスに感染した人がi-SMARTを利用し
て危ない状態にあるかどうか、血中酸素飽和度
などを確認をできるようにするのです。
課題は測定精度です。
参加機関は奈良県立医科大学、MBTコンソー
シアム、近鉄ケーブルネットワーク株式会社
です。
3. 笠原敬医師の考える第2波
出典元:http://naratowa.jp/
『第1波』の経験からなりふり構わず、外出
自粛や休業要請などで完全にシャットダウン
すると、大きな経済や社会的な影響を与える
が、患者を減らせることが分かっています。
『第1波』の経験があるので、蜜を避けること
やPCR検査の体制も拡充されました。
そのため、『気づいたら第2波』ということに
ならないと考えられますが、私たちの行動次
第と考えられると話しています。
集団感染を防ぐための対策、シミュレーショ
ンを行い、警戒しながら『新しい日常』を過
ごすことが大切で、余裕のあるときに対策を
することが重要と話しています。
『第1波』の経験から学んだことを行動する
ことが大切ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、笠原敬医師の新型コロナのオ
ゾン予防と、笠原敬医師の新型コロナi-SMA
RT臨床試験、そして笠原敬医師の考える第2
波をご紹介いたしました。
私たちの日常の行動が大切ですね。
次回の記事もお楽しみに!