2011年9月23日沖縄県石垣市川平の海岸でシュ
ノーケリングをしていた女性4人が離岸流で流さ
れたため、漂流しました。16時間後に4人全員が
救出された出来事です。
海・川・湖・プールと夏場は楽しいのですが、
事故防止をする必要があります。
今回は沖縄石垣島 女性4人海で漂流16時間
の助かった理由と、離岸流に注意、そして
【直撃!シンソウ坂上】で放送されることを
ご紹介いたします。
もくじ
1. 沖縄石垣島 女性4人海で漂流16時間の助かった理由
※写真はイメージです
出典元:https://www.photo-ac.com/
①30センチ四方の発泡スチロールにつかまれ
たこと
発泡スチロールの浮力により、立ち泳ぎをす
るエネルギーを使わず、体力を温存できたこ
とです。
②単独でなく、4人であったこと
独りだと流された場合、パニックになります。
パニックになると状況判断を誤ります。
この出来事では4人でした。互いに励まし合い、
4人で助けてもらえるまで冷静に体力の温存が
できたことです。
更に4人で腕を組むことができたので、浮力と
体温の低下を防ぐことができたことです。
③女性4人の年齢
20代前半を中心とした最高年齢が35歳でした。
体力があり、冷静になれる年齢でした。若過ぎ
ても冷静さを持つことが困難です。また、年齢
が高いと体力的な問題があります。
④水温が高い時期であったこと
9月は1年の中でも最も海水温が高い時期です。
体力を持たせることができたこと。
しかし、助けられた時には、『寒い、寒い』
と震えていて体力を奪われていました。
⑤運があったこと
漂流してから16時間後にたまたま海岸を通っ
た男性が助けの声を聞いたので、救助されて
います。
4人は発泡スチロールやペットボトルが漂流
する潮目に流されています。
救助した隊員は『潮目に流されていなかった
ら助からなかった』と、奇跡を表現していま
す。
また、①~④で挙げたことも運が必要です。
この出来事は、離岸流への注意を促す看板を
見ているのに関わらず、起こりました。
看板を無視してしまいました。
そして、水着姿でライフジャケットを着用し
ていませんでした。
こういった点で4人は反省しています。
『海を甘く見ていた』と。
2. 沖縄石垣島沖 女性4人海で漂流16時間の離岸流に注意
離岸流の怖さを動画で視ていただきたいです。
4人の女性はシュノーケリングをしていると
きに離岸流に流されたのです(2011年9月22
日午後16時頃)。
2011年9月21日の米原海岸では男性1名が離岸
流に流され、亡くなっています。
つまり、石垣島の海で離岸流が多発していた
のです。
石垣島は海底やサンゴなどの複雑な地形が影
響し離岸流が発生しやすいと言われています。
沖縄の事故として、首里城の記事をご紹介し
ています。
最も簡単に回避する方法は、離岸流になると
ころを回避して、遊ばないことです。
もし離岸流に流された場合は、以下が推奨さ
れています。
- パニックにならない
- 体力温存
- 流れに身をまかせる
- レスキューに助けを求める
4人の女性はこれらをすることができました。
3. 【直撃!シンソウ坂上】で放送
新聞などでは漂流16時間ですが、【直撃!シ
ンソウ坂上】では17時間になっています。
この出来事で助かった4人の内の1人の熊代さ
んが【直撃!シンソウ坂上】に出演します。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、沖縄石垣島 女性4人海で漂
流16時間の助かった理由と、離岸流に注意、
そして【直撃!シンソウ坂上】で放送をご紹介
いたしました。
海や自然は怖い一面があります。
次回の記事もお楽しみに!