安彦良和さんと言えば、キャラクターデザイ
ンと作画監督を務めたアニメ『機動戦士ガン
ダム』が最も代表的な作品です。凄まじいブ
ームが起こり、ガンダムシリーズは続いてい
ますね。
1980年代に『機動戦士ガンダム』がヒットし
てから、安彦良和さんは長期的にガンダムを
表現してきたと思っていたのですが・・・。
そんな安彦良和のプロフィールとガンダム愛、
安彦良和の歴史にも注目とは、安彦良和さんが
テレビ出演される番組について、ご紹介いた
します。
もくじ
1. 安彦良和のプロフィールとガンダム愛!
出典元:https://ja.wikipedia.org/
2015年、第28回東京国際映画祭にて
安彦良和さんをウィキペディアで調べました。
生誕
1947年12月9日(72歳)
出身地
北海道紋別郡遠軽町東社名淵
(現 若松)
職業
漫画家
アニメーター
アニメ監督 など
活動期間 1970年 –
代表作 アニメ
『機動戦士ガンダム』
(キャラクターデザインおよび
作画監督) ほか
漫画
『ナムジ』、『王道の狗、
『虹色のトロツキー』、
『機動戦士ガンダム THE
ORIGIN』 ほか
出典元:https://ja.wikipedia.org/
1960年だ半ばから後半にかけて、学生運動を
しています。その学生運動を安彦良和さんは、
『挫折』という表現をしています。
『新左翼崩れ』という表現もあり、人間は
賢くなるという理想を信じたが、その甘さ
を突きつけられたと語っています。
1969年9月弘前大本部を全共闘が3週間占拠で、
安彦良和さんも建造物侵入、不退去罪の疑い
で逮捕されています。
若かった安彦良和さんが理想と現実を理解し
たのだと思います。
この学生運動時代から虫プロに入社してキャ
リアを築きました。
1973年からはフリーとなり、『宇宙戦艦ヤマ
ト』などに携わった後、アニメ『機動戦士ガ
ンダム』でキャラクターデザインと作画監督
を務めました。
しかし、1989年にアニメ界を去りました。
その理由は、世界歴史の変化と自作の不振
です。
安彦良和さんのガンダム愛はファーストガン
ダムだけだそうです。『Zガンダム』などの
続編は関心がないそうです。
そして、『ニュータイプとは何か?』は、
『ガンダム』のテーマではないです。
chobizoは個人的には『ニュータイプ』に憧
れましたけど・・・。
テーマは以下です。
『人は分かり合えないもので、
だからこそ分かり合えたら素晴
らしいのに』
出典元:https://hobby.dengeki.com/
学生運動の挫折・人生を感じますね。
2. 安彦良和の歴史にも注目とは?
出典元:https://www.amazon.co.jp/
安彦良和さんの漫画としてのライフワークは
日本古代史と日本近代史です。
『虹色のトロツキー』では満州を描き、『ア
ジア主義』に切り込んでいます。この内容は
敗戦国日本では、かなり難しいのです。
chobizoが日本人の中に『アジア主義』があっ
たことを知ったのは、大人になってからです。
今も学校教育でその存在すら教わらないと思
います。
戦前は暗黒の軍国主義で、戦後に平和な民主
主義となったと学校教育で教えられました。
つまり、多くの日本人は戦前が悪だと教育さ
れています。
この部分に、最近になってようやく研究する
人が出だしています。
安彦良和さんの『虹色のトロツキー』が1996
年~1996年の作品ですので、時代背景的にタ
ブーに踏み込んだと言えます。
3. 安彦良和のテレビ放送!
『こころの時代~宗教・人生~「わかり合え
ないをわかりたい」(NHK)』
2020年7月4日午後13時からです。
『わかり合えないをわかりたい』はガンダム
のテーマと同じです。ガンダムへの想いを視
聴できるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、安彦良和のプロフィールとガ
ンダム愛についてと、安彦良和の注目すべき
歴史作品、そしてテレビ放送についてご紹介
いたしました。
安彦良和の学生運動は、挫折という大きな経
験であり、生きる指標となったと思います。
次回の記事もお楽しみに!